イベント情報

2025年10月27日

鏡櫓文書館企画展「福山藩主家の変遷」開催のお知らせ

日時2025年(令和7年)10月29日(水)~2026年(令和8年)3月31日(火)

福山城博物館(鏡櫓文書館)では10月29日(水)より、福山藩主家にスポットを当てた展示を開催します。

福山藩は、水野時代から天領時代を経て、松平時代、阿部時代と、13年の間に領主が頻繁に変化しました。

この度は、文書を通して福山藩における激動の13年間を紹介します。

是非ご覧ください。

 

文書館 展示風景

 

1:タイトル

  2025年度(令和7年度) 福山城博物館附属 鏡櫓文書館企画展

  「福山藩主家の変遷」

 

2:日  程

前期:2025年(令和7年)10月29日(水)~ 2026年(令和8年)1月6日(火)

後期:2026年(令和8年)1月7日(水)~ 3月31日(火)

※月曜日休館

 ただし11月3日(月・祝)、11月24日(月・休)、1月12日(月・祝)、2月23日(月・祝)は開館

 11月4日(火)、11月25日(火)~ 28日(金)、12月28日(日)~ 1月3日(土)、1月13日(火)、2月24日(火)は休館

 

3:会  場

  福山城博物館附属鏡櫓文書館(広島県福山市丸之内一丁目8番)

  ※開館時間 9:00~ 17:00(最終入館 16:30)

 

4:料  金

  無  料

 

5:概  要

本展は、福山藩主家が水野家から松平家、阿部家へと変遷する過程を紹介するものです。

元禄11年(1698)5月、福山藩水野家5代・勝岑(かつみね)がわずか2歳で亡くなり、約80年続いた水野時代は突然、終焉を迎えました。その後、福山藩は徳川幕府の直轄領(天領)となり、元禄検地による石高減少を経て、出羽(でわ)山形から入封した松平忠(ただ)雅(まさ)による統治が3年ほど続きました。さらに宝永7年(1710)、下野(しもつけ)宇都宮(うつのみや)から阿部正邦(まさくに)が入封すると、阿部家による統治が約160年間、明治維新まで続きました。

今回は、木之庄村庄屋だった岡本家の文書(一部、市重文)を中心に10点余りの資料を通して、水野勝岑の死から阿部正邦の入封に至る、福山藩にとって激動の13年間を展示します。

 

【市重文】酒井雅楽頭忠挙書状(家中動揺せぬ様にとの指示書)〔通期〕

 

【市重文】浪人の居住に関する代官よりの達〔通期〕

 

【市重文】生類憐みの令遵守を申渡す触並請書〔前期〕