2025年11月22日
福山城博物館企画展「文人画が彩る福山藩の文化②」開催のお知らせ
福山城博物館では11月29日(土)より、福山藩ゆかりの文人画にスポットを当てた企画展を開催します。多くの来館者をお待ちしております。
1:タイトル
2025年度(令和7年度)福山城博物館企画展
「文人画が彩る福山藩の文化②」
2:期間
2025年(令和7年)11月29日(土)~2026年(令和8年)1月12日(月・祝)
※月曜日休館。ただし12月28日(日)~12月31日(水)は年末休館。
3:会場
福山城博物館1階企画展示室(広島県福山市丸之内一丁目8番)
4:入館料
500円(400円)、高校生以下及び福山市・府中市・神石高原町在住の65歳以上の方は無料
※( )は20名以上の団体料金
5:概要
本展は、歴代藩主やお抱え絵師といった福山藩ゆかりの人物が描いた文人画を通して、福山藩の文化を紹介するものです。
文人画とは、詩文や書画といった文芸について広範な教養のある知識人が、教養を活かし、自己の哲学や美意識を自由に楽しみながら「余技」として表現した絵画を指します。
日本では江戸時代にブームを迎えました。鎖国とよばれる時代にあって、オランダや中国からの舶来品は日本にいる知識人の知的好奇心をかきたてました。文人画に関していえば、儒教思想や漢詩文などが中国の精神文化に対してあこがれる気持ちを高めていったのです。
この度は阿部正倫(あべまさとも)(福山藩阿部家第4代藩主)や阿部正精(あべまさきよ)(同5代藩主)といった歴代藩主や、お抱え絵師だった藤井松林(ふじいしょうりん)、著名な学者であった菅茶山(かんちゃざん)やその子弟・小早川文吾(こばやかわぶんご)らが残した文人画、約30点を通して、福山藩ゆかりの人物による文人画の世界をご覧いただきます。
6:主催
(公財)ふくやま芸術文化財団 福山城博物館・福山市
阿部正倫筆「鍾馗図」(菅茶山記念館蔵)
阿部正精筆・菅茶山賛「蘭竹図」(個人蔵(菅茶山記念館寄託))
菅茶山筆「自画賛山水図」(菅茶山記念館蔵)

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