イベント情報

2026年9月27日

福山城博物館秋季特別展「福山刀剣物語」開催のお知らせ

日時2026年10月3日(土)~2026年11月23日(月・祝)

福山城博物館では10月3日(土)より、備後・福山ゆかりの刀剣とその歴史を紹介した特別展を開催します。多くのお客様のご来館をお待ちしております。

1:タイトル
2026年度(令和8年度)福山城博物館秋季特別展
「福山刀剣物語」

2:期間
2026年(令和8年)10月3日(土)~11月23日(月・祝)
※月曜日休館。ただし10月12日(月・祝)、11月23日(月・祝)は開館し、10月13日(火)は休館。

3:会場
福山城博物館1階・2階企画展示室(広島県福山市丸之内一丁目8番)

4:入館料
一般700円(560円)、高校生以下及び福山市・府中市・神石高原町在住の65歳以上の方は無料。
※(  )は20名以上の団体料金

5:概要
 かつて吉備と呼ばれていた備前、備中、備後は背に良質な砂鉄を産する中国山脈をひかえ、多くの刀工が輩出しました。
 備前では古備前、備中では青江鍛冶(あおえかじ)が平安時代後期にはすでに存在していましたが、備後はそれより少し遅れて、鎌倉時代中期に現在の福山市神辺の国分寺に助国(すけくに)が現われます。後期になると尾道、三原地域に正家、正広が作刀するようになり、また助国の門流と伝える刀工は葦田物(あしだもの)と呼ばれて室町時代にかけて隆盛します。さらに室町時代後期には鞆や貝三原と名乗る刀工が出現し、戦国期における刀剣の需要を満たしたと考えられています。
 元和5年(1619)、水野勝成が福山に城を築くと、江戸時代中期頃から大阪の津田助広の門人助高など、城下に刀工が移住するようになります。
 本展では重要美術品2点を含む42口(ふり)を通して、鎌倉時代から現代に至る多彩な備後の刀剣の様相や、福山市とその近隣で活躍した流派や刀工たちを知って頂くことを目的としています。


【重要美術品】太刀 銘 助国
(鎌倉時代中期・個人蔵)


【重要刀剣】刀 折返銘 備州住正(以下切)(正広)
(鎌倉時代末期・塚本美術館蔵)


【広島県重要文化財】短刀 銘 備州国分寺住人助国作
(嘉暦2年(1327)・個人蔵)


【重要刀剣】太刀 銘 備州草土住一乗盛家 一乗盛行 長禄三年八月吉日
(長禄3年(1459)・個人蔵) ※本展で最も長い刀剣です(刃長98.3㎝)


刀 銘 備州福山住大和守藤原正氏作
(江戸時代初期・個人蔵) ※現在確認される「福山」と銘のある刀剣のなかで、最も古い刀です


刀 銘 福山藩横山祐義
(江戸時代末期・福山市しんいち歴史民俗博物館蔵)


刀 銘 以勇鷹廟儲金命作此刀 為山岡治左衛門次道 奉福山候命泰龍斎宗寛鍛 文久三年二月日 
(文久3年(1863)・個人蔵) ※初公開

6:主催
(公財)ふくやま芸術文化財団 福山城博物館・福山市・中国新聞備後本社・中国放送

7:後援
福山市文化財協会・広島県美術刀剣保存協会・広島テレビ・広島ホームテレビ・テレビ新広島・広島エフエム放送・エフエムふくやま・尾道エフエム放送・福山城博物館友の会

8:借用先
刀剣博物館、塚本美術館、福山市しんいち歴史民俗博物館、福山市鞆の浦歴史民俗資料館、沼名前神社、そのほか個人

9:関連行事
(1)記念講演会(参加費無料※先着順)
 日時:2026年10月18日(日)13時30分開演(13時00分開場)
 会場:ふくやま美術館1階ホール(広島県福山市西町二丁目4番3号)
 講師:石岡清秀(きよひで)氏(広島県美術刀剣保存協会副会長・福山美術刀剣保存研究会会長)

(2)担当学芸員によるギャラリートーク(参加費無料※要入館料)
 日時:10月11日(日)、11月1日(日)、11月23日(月・祝)
    各回13時30分~
 場所:福山城博物館1階企画展示室