イベント情報

2025年4月7日

鏡櫓文書館企画展「譜代藩としての福山藩―その役割―」開催のお知らせ

日時2025年(令和7年)4月1日(火)~2025年(令和7年)7月29日(火)

福山城博物館(鏡櫓文書館)では4月1日(火)より、譜代藩としての福山藩にスポットを当てた展示を開催します。

 

福山藩は、初代藩主に水野勝成(徳川家康の従弟)が就任して以来、松平家、阿部家といずれも徳川家の譜代や親族が藩主となり、譜代藩としての務めを果たしました。

この度は文書を通して、そうした譜代藩としての役割を中心に紹介します。

 

是非ご覧ください。

 

文書館 展示風景

 

1:タイトル

2025年度(令和7年度)福山城博物館附属鏡櫓文書館 企画展

「譜代藩としての福山藩―その役割―」

 

2:期間

前期:2025年(令和7年)4月1日(火)~5月31日(土)

後期:2025年(令和7年)6月1日(日)~7月29日(火) 103日間

※月曜日休館。ただし4月7日・28日、5月5日・19日、7月21日は開館、5月7日(水)、

7月22日(火)は休館

 

3:会場

福山城博物館附属鏡櫓文書館 1階

 

4:入館料

無料

 

5:概要

福山藩は1619年(元和5年)、徳川秀忠から西国鎮衛を命じられた水野勝成が、大和郡山から備後福山に移封され、福山城を築き、城下町や領内を整備することで誕生しました。

そうした背景から、藩主には水野家・松平家・阿部家といった徳川家の譜代、親族の大名が就任し、幕府直轄領・石見銀山の警備や、老中職への就任により譜代藩の務めを果たしていきます。ほかにも軍役への呼応や参勤交代など、大名として果たすべき役割もあり、それらは幕藩体制の一翼を担うものでした。

今回は水野家や阿部家に関連する文書を通して、福山藩が譜代藩として果たした役割を中心に、水野家時代・阿部家時代に分けて展示します。

 

十万石軍役之覚(前期展で展示)

【福山市重要文化財】水野勝重(勝俊)書状(小場兵左衛門宛て、備中松山町取締りに関する指示書)

幕府達状写(阿部正邦宛て、石見銀山への家来派遣について)(通期)