2025年7月26日
鏡櫓文書館企画展「福山藩の明治維新―阿部正桓と岡田吉顕―」開催のお知らせ
日時2025年(令和7年)7月30日(水)~2025年(令和7年)10月28日(火)
福山城博物館(鏡櫓文書館)では7月30日(水)より、福山藩の明治維新にスポットを当てた展示を開催します。
福山藩は、明治2年(1869年)8月、新政府より知藩事に任命された福山藩阿部家10代・正桓(まさたけ)と、大参事に任命された岡田吉顕(おかだよしあき)のもと、福山の近代化を推進しました。
この度は、文書を通して福山藩における明治維新の様子を紹介します。
是非ご覧ください。
文書館 展示風景
1:タイトル
2025年度(令和7年度)福山城博物館附属鏡櫓文書館 企画展
「福山藩の明治維新―阿部正桓と岡田吉顕―」
2:期間
2025年(令和7年)7月30日(水)~10月28日(火)
※月曜日休館。ただし8月11日(月・祝)、9月15日(月・祝)、10月13日(月・祝)は開館、
9月16日(火)、9月30日(火)~10月3日(金)、10月14日(火)は休館
3:会場
福山城博物館附属鏡櫓文書館 1階
4:入館料
無料
5:概要
本展は、福山の近代化を推進した福山藩の知藩事・阿部正桓と、これを補佐した大参事・岡田吉顕に焦点をあて、明治維新による福山藩の変化を紹介するものです。
明治2年(1869年)8月、新政府より知藩事に任命された福山藩阿部家10代・正桓は、「福山藩職員令」を発し、江戸時代以来の職制を変え、人事を刷新しました。大参事に任命された岡田吉顕も、一連の改革を主導しました。
例えば家臣に対する給与(家禄)や、藩が発行していた「藩札」の整理といった財政改革、明治4年の廃藩置県で失職した武士(士族)に対する生計の補償(士族授産)などです。やがて福山藩は福山県、深津県、小田県、岡山県と編成が変わり、明治9年に広島県に編成され、現在に至ります。
今回は「阿部正桓公事蹟」や「藩治要論」といった資料を通して、明治維新により激変した福山藩の様子を展示します。
所務取調書控(福山藩職員令について)(通期展示)
旧福山藩財政始末(通期展示)
啓蒙社及啓蒙所設置並沿革(通期展示)