2025年8月20日
秋季特別展記念シンポジウム、開催のお知らせ
秋季特別展を記念して、阿部家、榎本武揚、土方歳三、勝海舟の 御子孫、玄孫を福山にお招きし、シンポジウムを開催します。 幕末における明治政府側の話はよく語られるところですが、 幕府側、しかもその中心で活躍した方々についての貴重なお話です。 多くのご参加をお待ちしています。
1:タイトル
2025年度(令和7年度)福山城博物館秋季特別展開催記念シンポジウム
箱館戦争と幕臣の軌跡~榎本武揚・土方歳三・勝海舟・福山藩阿部家の折衝~
2:日にち
2025年(令和7年)10月5日(日)
13時00分開場・13時30分開演
16時00分終演予定
3:会場
広島県立歴史博物館(ふくやま草戸千軒ミュージアム)講堂
(広島県福山市西町2丁目4-1)
4:出演
阿部正紘(まさひろ)氏(阿部家17代当主・(一社)蟲喰鷹ノ羽代表理事)
榎本隆一郎(りゅういちろう)氏 1961年(昭和36年)生まれ。榎本武揚玄孫(五代目) 幕末史研究会 会長・開陽丸子孫の会 幹事・咸臨丸子孫の会 会員 30歳代の頃から、歴史関連のイベントに参加するようになる。 歴史研究家、時代小説家、古写真研究家、大学等教育・研究に携わる方々と 知り合いになるうち歴史に興味を持ち、武揚を中心とした幕末史の勉強を始める。 先祖の歴史的功績、日本史におけるポジションに関する講演活動も行なってる。
土方 愛(めぐみ)氏 土方歳三生家子孫・土方歳三資料館館長 上智大学卒業。東京都日野市の土方歳三生家に生まれ、歳三が暮らした同じ家屋にて育つ。 1994年生家跡に設けられた土方歳三資料館の運営に開館当初より携わる。 現在は、今年31周年を迎えた土方歳三資料館館長として、 土方歳三・新選組・箱館戦争にまつわる歴史資料の保存・公開・研究を行う。 また、幕末ゆかりの地での講演や、幕末旅の企画・同行などを通じて、 新選組の歴史を次世代へと繋げる活動も積極的に行なっている。 著書「子孫が語る土方歳三」「土方歳三資料館図録」。明星大学客員教授。
髙山(こうやま)みな子氏 勝海舟玄孫(神奈川県鎌倉市在住)・著述業 高知県観光特使・長崎市観光大使・三重県松阪市ブランド大使 東京都港区観光大使・咸臨丸子孫の会副会長・勝海舟顕彰会顧問 勝海舟の会名誉会長・東京龍馬会顧問 慶應義塾大学文学部仏文科卒業、田中貴金属工業株式会社秘書室・広報室勤務を経て 「るるぶ」「東京人」など旅行、紀行雑誌、企業広報誌などを主な対象に執筆活動をしつつ、 勝海舟の子孫としての講演や各種プロジェクトに参加 共著に「日本全国ユニーク個人美術館」「日本全国ユニーク個人文学館・記念館」(新人物往来社) 「勝海舟関係写真集」(出版舎 風狂童子)
5:入館料
無料 ただし、要整理券
※整理券は8月21日(木)より福山城博物館管理事務所(天守隣)で配布します
(9時00分~17時00分まで、また月曜日休館)。
またはメール・ファックスでご予約ください(お名前・電話番号をご記載ください)
Fax(084)922-2126
E-mail:castle@city.fukuyama.hiroshima.jp
また、お一人様2枚までとしております。
6:概要
福山城博物館秋季特別展 幕末、激動の福山藩~その急~
「阿部正桓(まさたけ)と箱館出兵―最後の幕臣 榎本武揚、そして土方歳三―」
に関連したシンポジウムを開催します。
蝦夷共和国の理想を掲げて残存幕府軍を率いた榎本武揚、そしてその下で陸軍奉行並(なみ)として活躍した土方歳三、
さらに大政奉還後、江戸城無血開城をはじめ幕臣として奮闘した勝海舟、その3人には深い関わりがありました。
この度は玄孫、御子孫をお招きして歴史が大きく動く中、その動静についてお話しいただきます。
さらに阿部家現当主正紘氏にはこの3年間にわたる展覧会、そして譜代藩から新政府側へとその在り方を変え、
苦難の時代を迎えた福山藩についてご紹介いただきます。
新政府側の活躍は多く紹介される幕末史ですが、この度は旧幕府軍、しかもその中心人物達の折衝といった、
あまり語られることのなかった内容となっております。是非ご参加ください。
- 基調講演(13時40分~14時00分)
幕末、激動の福山藩~序・破・急~について
講師:阿部正紘氏(阿部家17代当主・(一社)蟲喰鷹ノ羽代表理事)
- 本編(14時00分~14時50分・15時00分~16時00分)
箱館戦争と幕臣の軌跡について
講師:榎本隆一郎氏(榎本武揚玄孫・幕末史研究会会長)
土方愛様(土方歳三生家子孫・土方歳三資料館館長)
髙山みな子様(勝海舟玄孫・勝海舟の会名誉会長)
皿海弘樹(福山城博物館学芸員)
7:主催
(公財)ふくやま芸術文化財団 福山城博物館・福山市
8:共催
福山城博物館友の会
チラシはこちらから