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2023年3月20日

2023年度(令和5年度)テーマ展「福山に開花した刀の世界―受け継がれる刀匠の技―」開催のお知らせ

鎌倉時代、備前から移住してきた初代助国(すけくに)一派が神辺御領付近で作刀を始めることで、

福山における刀剣の歴史は始まります。

そして2代助国が備後国分寺に抱えられ大和伝の作刀技術を取り入れることで、

福山における刀剣文化は独特な進化を迎えます。

大和伝と備前伝が混在する、いわゆる〝芦田郡物(あしだごおりもの)〟の登場です。

時代が下がり草戸付近に拠点を置いた法華一乗(ほっけいちじょう)一派はその中の一つです。

また水野勝成による城下町設営の後には、近隣地や大阪などから刀匠が転居しており、

そうした他領からの流入は幕末においても確認できます。

この度は〝芦田郡物〟のルーツを探ると共に、鎌倉から幕末まで福山における刀剣の歴史を紹介します。

 

日 程

2023年(令和5年)4月1日(土)~5月21日(日)

月曜日休館、ただし4月24日(月)・5月1日(月)は開館

 

会 場

福山城博物館(広島県福山市丸之内1丁目8番)1階企画展示室

 

料 金

500円(400円)高校生以下及び福山市・府中市・神石高原町在住の65歳以上の方は無料

( )内は20名以上の団体料金

 

協 力 広島県美術刀剣保存協会・福山美術刀剣保存研究会

 

担当学芸員によるギャラリートーク

4月9日(日)・23日(日)両日ともに13時30分~

参加費無料、ただし要入館料