2024年9月22日
2024年度(令和6年度)福山城博物館秋季特別展 幕末、激動の福山藩~その破~「青年宰相(せいねんさいしょう) 阿部正方(あべまさかた)」展の開催について
福山城博物館(福山城天守内)において下記の通り特別展を開催します。
激動の幕末を駆け抜けたうら若き藩主、正方について展覧します。
ぜひお越しください。
1:タイトル
2024年度(令和6年度)福山城博物館秋季特別展
幕末、激動の福山藩~その破~「青年宰相(せいねんさいしょう) 阿部正方(あべまさかた)」
2:期間
2024年(令和6年) 9月28日(土)~11月17日(日)
9:00~17:00(入館は16:30まで)
月曜日休館・ただし月曜日が祝日の場合翌火曜日休館
前期:9月28日(土)~10月20日(日)
後期:10月22日(火)~11月17日(日)
3:会場
福山城博物館1階・2階企画展示室(広島県福山市丸之内一丁目8番)
4:入館料
700円(560円)、高校生以下及び福山市・府中市・神石高原町在住の65歳以上の方は無料
※( )は20名以上の団体料金
5:概要
嘉永元年(1848)阿部正寧(まさやす)の3男として江戸に生まれた正方は、兄正教(まさのり)の早世により14歳で福山藩阿部家9代藩主に就任します。しかし時は幕末、長州・薩摩が倒幕に動き出す中、徳川譜代の福山藩もその渦中に飲み込まれていきます。
正方はわずか16歳で藩兵を引き連れ守護として京都に出陣、その翌年に勃発した第一次長州出兵では幕府軍の先方として広島へ、そして慶応元年(1865)の第二次長州出兵では石州(現在の島根県益田市)へ出陣します。その結果幕府軍は敗北し、正方も福山に撤退するのですが、病のため慶応3年(1867)わずか20歳でその人生を閉じることとなります。くしくも長州藩が福山に進軍するさなか、福山藩は大きな危機を迎えるのです。
この度の展覧会では、はかなくも苛烈な人生を歩んだ、阿部正方について展覧します。
6:主催
(公財)ふくやま芸術文化財団 福山城博物館・福山市・中国新聞備後本社・中国放送
7:後援
福山市文化財協会・NHK広島放送局・中国放送・広島テレビ・広島ホームテレビ
テレビ新広島・広島エフエム放送・エフエムふくやま・尾道エフエム放送・福山城博物館友の会
8:関連行事
1⃣記念講演会 第二次長州征討「四境戦争」と長州藩・福山藩
日にち:10月14日(月・祝)13時30分~
会 場:ふくやま美術館1階ホール
講 師:道迫真吾氏(萩博物館総括学芸員)
2⃣担当学芸員によるギャラリートーク
9月29日(日)・10月20日(日)・11月4日(月・祝)
各回13時30分~
参加費無料(別途要入館料)